→住まいの工夫


岡本幸治
お掃除のポイント・シリーズ


お掃除のポイント1洗剤は極力使わないのがこつ
◆お掃除のポイント2→材質や汚れに応じた洗剤を選ぶこと
◆お掃除のポイント3→トイレ掃除のポイントは効率の良い手順
◆お掃除のポイント4→時間をかけない効率的な掃除の方法
THE掃除の達人(株)第一ビルサービス岡本幸治


お掃除のポイント

洗剤は極力使わないのがこつ

 お掃除をするとき、汚れを落とそうと思うと、ついつい強い洗剤を使ってしまいがちですね。 でも、弱い洗剤で済むものならば、できるだけ弱いものを使うことが材質を傷めず変色を防ぐコツなのです。
 更に言うと、「水」は環境に優しく、一番安上がりな「洗剤」と考えて、 水洗いで落ちる汚れは水で落としてしまいましょう。 最近は拭き取りのいらない洗剤が市販されていますが、洗剤が対象物に残留すると、 汚れが再付着する原因となります。
洗剤は極力使わないほうが良いのです。水を40℃くらいの温水にすると、より洗浄効果が高まりますよ。

お掃除のポイント

材質や汚れに応じた洗剤を選ぶこと

 現在、市場に出まわっている洗剤は、使用する箇所の汚れや物の材質によって、多種多様です。 スーパーに入ると、トイレ専用やお風呂専用をはじめ、レンジフード専用、畳専用、クロス専用、 床専用などいろいろな洗剤が、所狭しと陳列棚に並んでいます。 あまりに種類が多いので驚いてしまいますが、おもしろいことに主剤はどれも同じです。


 容器裏のラベルを見てください。 「界面活性剤○%」とあるはずです。 この界面活性剤は、微量であっても物の表面張力 を著しく低下させる物質で、この作用が洗剤の洗浄力の根源となっています。 これに助剤や添加剤を加えることにより、いろんな種類の洗剤が生まれてくるのです。
 ただし、界面活性剤が多ければ、洗浄力が増すかというとそうでもなく、 ある一定の濃度を過ぎると洗浄力の伸びは徐々に落ちていきます。 やはり材質や汚れに合った洗剤を、使用上の注意を守って使っていくのがベストですね。

お掃除のポイント

トイレ掃除のポイントは効率の良い手順
 今回からお部屋の掃除(ルームクリーニング)について書いていこうと思います。
まず『トイレ』。トイレは、「不浄」の場所という印象があるので、 えてして遠慮しがちですが、出来れば毎日掃除するのがベストだと思います。
さて、トイレ掃除のポイントですが、一言で言うと「効率の良い手順」です。 基本的には、水洗い、後拭き取り、そして上から下へと作業を進めていくことです。


 作業行程は
 (1)作業用具の準備
 (2)天井・換気扇のほこり取り
 (3)手洗器清掃
 (4)大便器清掃
 (5)床面清掃
 (6)てすりペーパーホルダー、汚物入れ、窓の拭き清掃
 (7)消耗品補充
 (8)最終チェック
 とするのが良いでしょう。


 下記に洋式大便器の汚れのポイントを載せますので参考にしてください。 一般的に「トイレがきれいなお宅は部屋全体もきれい」という場合が多いようです。 こまめに清掃しましょう。


●洋式大便器のポイント
洋式大便器のポイント

お掃除のポイント

時間をかけない効率的な掃除の方法
 今回は、効率良く時間をかけずにお掃除をするポイントを、いくつかあげてみたいと思います。


(1) 作業する時間と場所を決める… 作業時間と今からお掃除する場所を明確に決めておきましょう。
(2) 順番を決める…アッチをやったりコッチをやったりしないで、 例えば「時計回りに」と決めて順序良く作業すれば作業性も上がります。
(3) 厳選された道具と洗剤を使う…道具は使いやすいもの、 もしくは使い慣れたものを使いましょう。 洗剤は素材に合ったものを薄いものから序々に濃くして使いましょう。
(4) 上から下へ作業する…せっかくきれいにした所を後から汚してしまわないように。
(5) 汚れを見て力の入れ具合を決める…きれいな所は無理に作業する必要はありません。 よく見て作業しましょう。
(6) 洗剤はよく拭き(流し)取ること…汚れの再付着を防ぎます。

 以上6点は当たり前のことのような気がしますが、なかなか意識して実践できないものです。



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