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修繕積立金はいくら必要?
1ヶ月/約12000円必要です
財団法人・マンション管理センター発行の「マンションの修繕積立金マニュアル」によると、専有面積75平方メートルあたりの平均的なマンションでは、30年間に必要な一戸当たり修繕費用は約500万円となっています。
これを1平方メートル当たり月当たりの金額に換算すると、182円になります。ところがあるデータによると、三大都市圏の平均は72円と極めて低額となっており、先行きが心配です。
それでは、修繕費用500万円をまかなうには、どれだけ月々積み立てなければならないかということですが、住宅金融公庫の「マンション維持管理基準」では、初めの5年以内は6000円、5年以上10年未満は7000円、10年以上17年未満は9000円、17年以上は10000円と積立金の基準額を決めています。
多くのデベロッパーは、販売時に6000円という安い金額を設定しているケースが多いようです。このため、一回目二回目三回目の大型修繕を行う場合、修繕積立金の大幅な不足が生じ、一時金の臨時徴収に迫られるマンションが少なくありません。
修繕積立金は、管理組合にとって「貯蓄」に相当します。臨時徴収に迫られることのないように、日頃より管理組合の積立金に注目してみてください。
修繕積立金は、長期修繕計画から逆算され計画されます。マンションの共用部分の改修周期は、それぞれ違います。
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共用部分とは |
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鉄部塗装、外壁、バルコニー、廊下、階段、屋上防水、給水設備、排水設備、ポンプ、エレベーター、街灯、照明器具、電気室の電気設備、機械式駐車場、ETC |
修繕周期を大まかに分けると、
1回目の大型修繕・・・12年〜15年
2回目の大型修繕・・・20年〜25年
3回目の大型修繕・・・30年〜35年
となります。

つぎに修理する場所の面積や材料、工法等により概算見積もりを行い、修繕費用を算出します。
細かいことは、専門家による積算が必要ですが、ざつくり、1回目2回目3回目の大規模・中規模修繕費は、一戸当たり換算で100万円、150万円、250万円で、合計500万円もあれば、計画修繕は十分にまかなえるといわれています。
500万円を35年で割ると、14.3万円/年・戸となります。これを1ヶ月分に換算すると11900円で、これが毎月必要となる修繕積立金となります。
この金額は、平均の金額ですから、現在の積立金と将来かかる修繕費用を計算して計画的に値上げをする必要があります。これを後回しすればするほど、積立金の金額は加算されることになります。
入居時の積立金の一時金や修繕周期を少し先延ばししても、長期の修繕費用に大きな影響はありません。
30年40年後に、マンションがスラム化しないよう、計画的に2回目3回目の大型修繕を行い、50年60年後の次の世代へ、資産を残していきたいものです。
このために必要なのは、組合員の合意です。非常に難しい問題ですが、管理組合は機会あるごとに、この積立金の実情を報告して理解を得ることが大切です。
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